穴あけの重要性

大切な財産を守るためにやるべきこと

適切に穴あけ施工することで防げるものがあります。
家電量販店や引っ越し業者、各下請け業者など、エアコン以外の業務もまとめて行う会社は穴あけ施工に不慣れです。
年間を通してエアコン専門職として触れている翔建と異なり、携わる機会に圧倒的に差があるのです。

・筋交い、間柱を守ります。
・水漏れの原因を無くします。
・住宅の強度に影響を及ぼしません。

適切な穴開け手順

1. 据付板の設置

コンセント位置、カーテンエール位置を考慮し、取付けします。

お客様からできる限り、壁ギリギリや天井に近いギリギリの位置にエアコンを設置して欲しいとのご要望を頂きますが、余裕をもった数センチ離す必要があります。

理由は以下のとおりです。

①冷暖房の循環がスムーズに行うため
②メンテナンス時にパネル開閉が困難になるため

2. 勾配チェック

室内機から排水される水が流れるよう多少の勾配をつけます。この勾配はとても大切です。

仮に逆勾配にて設置してしまうと室内機から排水された水が適切に流れず、水漏れの原因となってしまうからです。

3. 壁内部チェック

穴あけ前に柱や筋交いがないかを確認します。建物により柱、筋交いの位置は異なりますので、きちんと事前確認が重要となります。

4. 穴あけ

柱や筋交いが無いことを確認し、確認した箇所で穴あけ作業を行います。

まずはクロスやボード等の表面部分をあけます。一気に外壁まであけるなんでことは絶対NGです。

5. 内部チェック

事前に壁内部チェックはしてますが、改めて内部を目視チェック、手やドライバー等を使用して断熱材等を端に避けます。

避けずにそのまま穴あけを行ってしまうと、穴あけ箇所はもちろん、その周囲の断熱材をドリルが巻き込んでしまうからです。

6. 最終チェック

柱や筋交い、電線、断熱材等が穴あけ位置に無いことを確認します。

7. 穴あけ完了

8. スリーブ取り付け

穴あけ箇所に空気の遮断、防水処理のためにスリーブを通します。

外壁側のスリーブ周りにコーキング、開口部パテ埋めを行い防水処理をします。(標準工事に含みます) これで穴あけ作業は完了となります。

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