エアコンは花粉症に影響をする？

春になってくると暖かくなり気持ちのいい日が過ごせるので非常にうれしいですよね。

しかし「花粉症」の人にとってはつらいシーズンが始めるため、憂鬱な人も多いのではないでしょうか？

花粉症対策の代表的な方法として「家に花粉を持ち込まない」というものがあげられます。

家に入る際にはコロコロして花粉を取る、すぐにお風呂に入って花粉を落とす、洗濯物は外に干さないなどの対策をしている人も多いと思います。

花粉症の人は「エアコンは外から花粉を吸い込むのでは？」と疑問に思ったことはありませんか？
今回はエアコンを使うことで花粉症に影響をするかをお伝えしていきます。

●こんな人に読んでほしい記事です
・エアコンは花粉症に影響する
・エアコンの花粉症対策は？

エアコンは外から花粉を吸収する？

結論を言うとエアコンは外から花粉を吸収することはありません。エアコンの仕組みを理解するとその理由がわかります。

エアコンは室内の空気を取り入れて巡回します。
室内の空気を使い、冷房の場合は空気を冷やし、暖房の場合は空気を温めて、室内に送り込みます。

外から空気が入ってこないため、エアコンから花粉は入ってきません。
「花粉が外から入ってくるイメージがあるから使用できない…」とお悩みの方は気にせずにエアコンを使用してください。

エアコンの仕組みは「室内の空気を取り込む」という事がわかりました。
外から花粉はいることはありませんが、室内にある花粉はエアコン内に吸い込まれてしまいます。

花粉はエアコンの「フィルター」と「エアコンの内部（奥深く）に付着します。
エアコン内部は個人で掃除するのは難しいため、業者の方を呼び、家庭ではフィルターの掃除を行っていきましょう。

花粉がついたフィルターは「2週間に1度」をめどに掃除をすると清潔に保てます。フィルター掃除の具体的な方法は以下の通りです。

1.エアコン周りを掃除する…フィルターをそのまま外してしまうと、フィルター周りのほこりが飛び散ってしまう可能性があります。フィルターを外す前にエアコン周りを掃除機や拭き掃除などを行っていきましょう。

2.フィルターを取り外す…フィルターを取り外し新聞紙の上に置きましょう。
その後手でほこりを払ったり、掃除機で吸い込むようにしましょう。

3.水洗いを行う…浴室でフィルターの内側から水をかけていきます。
汚れがひどい場合は、柔らかいブラシを使用するとより効果的。逆に硬いブラシや力を入れてフィルターをこすると敗れてしまう可能性がありますので、注意しましょう。

フィルターの掃除は上述した通りの手順で行うことが可能です。しかしエアコン内部にある花粉は個人で行うことができません。

エアコン内部の花粉は専門業者に依頼をかける必要があります。「そこまでする必要があるの？」と疑問に思う方も多いかもしれませんが、エアコン業者に依頼をかけることで以下のメリットが発生します。

1.自分では掃除ができないエアコン内部を掃除してもらえる…自分ですることができない部分の掃除をしてもらえる

2.エアコンの状態がよくなり、寿命が長くなる…エアコンの寿命は10～15年と言われています。使い方によって寿命を延ばすことができます。

3.風通しがよくなる…エアコン内にほこりが付着していると、風通しが悪くなりますが、プロの業者に依頼をすることで隅々まできれいにしてもらい、風通しがよくなります

4.電気代が安くなる…風通しがよくなることで、強い力でエアコンが働かなくなるので、消費電量が減り電気代が安くなります

5.カビなどの汚れ防止になる…エアコン内部に発生しやすいカビ予防ができます

花粉対策として業者のメンテナンスを行うと、花粉対策だけではなく、エアコン自体のメリットが発生します。花粉がひどくなる時期の前に、業者にメンテナンスを依頼してみてはいかがでしょうか？

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